04.20
Thu
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オランダから航空便で届いた古い紡ぎ車です。***4台目になります(アンティークは3台目)***
想像よりず〜っと小さくて軽い本体。

ダブルボビンと獣骨の装飾、黒檀のような黒い木地の持ち手に惹かれて、
長い間、迷っていた紡ぎ車でしたが、4月1日についにポチッとクリックしました。
(送料込みで普通に想像する価格の五分の一くらいです)

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待ちに待った紡ぎ車が届いたのは一昨日のことです。
到着予定日を1週間過ぎていたので少し不安になり始めていました。

届いた箱が想像していたよりずっと小さくて、
持つと信じられないくらい軽いので、まさか!本物?と思ったほどです。

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部品はすべて揃っています〜搬送中の破損もなさそうです!
アンティークの紡ぎ車は、シンプルな作りなので僅かこれだけですべて揃っています。

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『Eleonore Friedrichs
Mehringen 1925』

エレオノーレ フリードリヒは、所有者の名前。
メーリンゲンは、ドイツのザクセン=アンハルト州にある村の名前だそうです。
旧東ドイツです♡

This wheel comes from Germany and is a 20th century brides wheel.
The first known brides wheels date from 1847 and they
continued to make these wheels until around 1970.

上の説明によると、
この紡ぎ車はドイツのもので、「20世紀に作られた花嫁の紡ぎ車」です。
『花嫁の紡ぎ車』が初めて知られるようになったのは1847年で、
1970年頃まで作られていたそうです・・・・

とのことなのですが、実際これだけではよくわかりません・・・(゚_゚i)
どのあたりが「花嫁の」と言われる所以なのか?
ダブルボビンの紡ぎ車のことを指すようですが・・・
(これはまた調べてからアップします)

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フライヤーセット。

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糸巻きボビンと糸送りの溝のコマとの接続部分が独特の作りです。

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フライヤーの腕には細かい刻みが見られますが、
おそらくフラックス(亜麻)を長年紡ぎ続けて
糸によって溝が刻まれたのだと思います・・・・使い込まれてます♡

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恒例、雪ちゃんチェック!

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あら、こっちも。

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ふ〜む・・・・オランダのチューリップの香りだわぁ〜〜っと、言ったかどうか・・・

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さて、早速組み立ててボビンをセットします。
ホウィールが本体と平行にならず、やや傾斜しています。

ボビンはそれぞれ同じように傾斜しています。
右と左が逆だったようです。

これは故意に傾けている設計のようで、本当に細かい仕事です。

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商品説明にはなかった、重要な部分。
部品の組み立てには金属製の釘は一本も使われていません。
すべて丁寧な手づくりの木釘です。

丸ではなく四角い釘がカチッと合っていてガタ付きもありません。

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ペダルの接合部分にも、金属軸は使われておらず、
革でつないであります。

中央の穴の意味はわからず・・・

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ホウィールの回転軸は金属です。
軸をのせてからキャップを被せます。

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ピタリと合っています・・・軸は見えなくなりました。

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わずか10分ほどで組み立て完了。
説明書がなくても簡単でした。

リトアニアの紡ぎ車が、お姉さん(雪ちゃん)で
ドイツの紡ぎ車は妹(めいちゃん)みたいです・・・

色もほぼ同じで仲良し姉妹になりました!

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ところが、試運転をしようとして、壁に当たりました。

ボビンの一部が破損していて、フライヤーにガッチリ食い込んで回りません。

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↑このような状態。
フライヤーはよく回るのですが、ボビンが全く回らないので糸が吸込まれません。

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また、もう一つのボビンは逆に芯が出っ張り過ぎています。
手で動かそうとしてもこちらも全くボビンが回りません。
油を差したり、いろいろ試しましたがびくとも動きません。

ここで、交渉が始まりました。
売り手さんは、すべて分かっている様子で、
言うことが二転三転します・・・
最終的には、お互いさまのフェアな解決をすることができました

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さて、返品することもなく、我が家に落ち着くことになった紡ぎ車。
改めまして、長旅お疲れ様でした〜よく来てくださいました!ありがとう

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サイトに掲載されていた画像では、ピッカピカに光っていて、(↑こんな感じ)
ニスが厚く塗られているように見えていたのですが、実際はニスはなく、古い塗装のままで良い感じです。

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掲載写真とは色が違い過ぎですが、実際の色の方がずっと好きでした

この×印。

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これはフライヤー、ボビン、テンション調節ネジすべてに付いていて、
左右のセット部品の区別がつくようになっています。

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ボビンが全く使えない場合のことを考えて、
このようなコットン用の錘(つむ)を付けることもちょっと考えてみました・・・
(長さ足りず)

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眺めてばかりいても一向にボビン問題解決せず。

このままディスプレイにするのは忍びなく、
ヒラメキにしたがって思い切った修理を始めました!!

まずはビクとも動かないボビンから。
手で回しても動かないくらいなのだから油を差したくらいで動くはずがない・・・・
ボビン中心の穴を大きくすることにしました。

まずは六角レンチを使って少しずつ。
輪っかが外れました・・・(゚_゚i)

手ぬるいので、次にハサミの歯を差し入れてグルグル回して
大幅に削り取る・・・こと15分ほどで、一気に解決!!
楽に回るようになりました〜〜あっさり解決にびっくりです


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↑次はこの、ガッチリ食い込むボビン。

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思い切って輪っかを外し、芯を細くすることに。
彫刻刀を持っていないので、ハサミを使って削ります・・・(゚_゚i)

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輪っかは簡単にもとに戻り、しかも適正位置につけることができました

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(↑before)
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(↑after)

一つ目と同じように、ハサミの歯を穴に差し入れてグルグルと回し、
ボビンの穴を広げました。

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ここまで1時間足らずの作業。
思い切った荒療治でしたが、問題一挙解決!!!

この作業中に気づいたことですが、売り手さんもかなり苦戦して直そうとした痕跡がありました。
そしてその作業中に壊してしまったようです。

また穴を広げる時に気づいたことは、木片がもやもやと柔らかい。
アンティークの汚れを水洗いで落とそうとした形跡アリです。
水洗い厳禁です。
古くて乾燥していた木部が一気に膨らんで、穴が小さくなっていたようです。

荒療治と言っても、して良いこととダメなことはあります・・・

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さて、なおしたボビンとフライヤーを紡ぎ車に戻して
ペダルを踏んでみます・・・・

快調に回ってくれました!!

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ヘンプコットンを紡いでみます!

スルスル〜〜〜っといとも軽快に紡げます。

始めペダルが重くて、気持も重くなったのですが、
よく見ると導き糸が絡んでいただけでした。

それを取ると、軽量な紡ぎ車だけあって、羽根のように軽く回ります!

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どんどん紡げます〜〜〜しかも不思議と細く細く紡げます。

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あれよあれよという間にボビンがいっぱいになりました。

昨夕は、交渉がうまくいかず、やや憂鬱になりかけていたのに
わずか一日のうちに交渉は解決し、ボビンは修理でき、
そして想像以上に軽く細く糸が、快調に紡げている・・・・

まるで夢のようです。

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カタカタという軽やかな音を子守唄がわりに
爆睡する白黒コンビです

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夕方散歩までにボビンがいっぱいになりました。

とは言っても、とても小さいボビンなので、これでちょうど50gくらいです。
夕食後にもう一つのボビンでも紡ぎ始めてみます!

何はともあれ、ダブルでかかえた問題が見事に解決。
それ以上に心地よい紡ぎ心地。

為せば成る!ですね

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こちらは昨晩紡ぎ終えたヘンプコットン100g.

しばらくお姉さん紡ぎ車にはお休みしていただきます〜〜。

これからは、リトアニア紡ぎ車はヤクとアルパカ専用、
ブライド紡ぎ車は、ヘンプコットンとコットン専用に使い分けようと思います




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