
富士山麓の旅一泊二日編のその1です。
青木ヶ原樹海をワンコと一緒に歩きました。
台風の影響も少なく、清々しい森の中を楽しむことができました。
出発地点は「野鳥の森公園」です。

国の天然記念物に指定されている原生林。
「樹海」という呼び名がとても素敵です・・・・
Wikipediaによれば、
富士の樹海とも呼ばれ、山頂から眺めると木々が風になびく様子が
海原でうねる波のように見えることから「樹海」と名付けられたという説もある・・・そうです。

貞観6年(864年)の大規模な噴火で流れ出た大量の溶岩の上に形成された原生林。
溶岩の上に樹木が育っているため、根が横に這うように伸びています。

圧巻は木の根に生えた苔類。
木漏れ日が当たって美しく光っています。

至る所に盛り上がった溶岩も苔むしています・・・

熱帯雨林を思わせるような大木と蛇のようにうねる木の根。

流れて広がった襞状の溶岩のあとも生々しい・・・

「雨宿りの穴」・・・めいちゃん覗き込んでいます。
この辺りの木の根は踏み荒らされて苔が喪失しているのだそうです・・・
(でも柵もないので、穴の近くまで行きたくなるのが人情・・・)

倒れた大木の切り株も苔むして。

「竜宮洞穴」
神秘的な雰囲気を湛えています・・・


片道約2時間かけて「紅葉台」に到着しました

最後の登りは、ちょっときつかったですが
この絶景富士山を眺めることができて、疲れが吹き飛びました!

白黒コンビもよく頑張りました

ワンコとこんなにたくさん歩いたのは初めてです!


おにぎりがおいしい〜〜
「道の駅富士吉田」で仕入れた評判のおにぎり。
お米は武川米です。

よく頑張りました〜〜ひんやり草地が気持いいね〜〜

恒例穴掘り大会でリードを泥だらけにした雪ちゃんです・・・

下りは早かったです。
野鳥の森公園から西湖コウモリ穴、竜宮洞穴を経て紅葉台へ登り、
往復約4時間コースでした・・・・よく歩きました!
「コンパスが狂う」「迷ったら二度と抜け出せない」などは都市伝説のようです。
実際に歩いた樹海は木漏れ日の美しい清々しい森でした。
次回はまた別のルートを歩いてみたいです


午後は一路、朝霧高原へ向かいます。
夏の富士山は青くみずみずしい山色。

混雑している「白糸の滝」を避けて、
「陣場の滝」へやってきました。


滝壺のすぐ近くまで行くことができます。
躊躇なく水の中を歩くめいちゃんです・・・

水が冷たい〜
溶岩の割れ目から湧きいでる水の清涼感〜
この場の空気を浄化しているように感じます・・・

地元の人は水をペットボトルに詰めて持ち帰っています。
ひっそりとしている場所なので、おすすめです。

さて、夕方までにまだ少し時間があるので
田貫湖へ足を伸ばしました。
夕方になって富士山は雲の中に隠れてしまったので
有名な逆さ富士を見ることはできませんでしたが
ひっそりとした神秘的な湖に心も安らぎます・・・

時間があったら一周散歩もしてみたい場所でした。

田貫湖にもワンコOKのバンガローがあるそうです。
これは次回のお楽しみに。

さて、やってきたのは今夜の宿。
富士ミルクランドのコテージです。
目の前にどーんと大きな富士山が望めます。
雪ちゃんの初めて寛げたコテージでした。

夜になっても快晴。
満点の星空と富士山のシルエット(画像でお伝えできないのが残念!)
輝く星々に誘われて真夜中のデッキへ出てみると、
空にはミルク色の天の川が横たわっていました。
大小の真珠をばらまいたような星空と天の川。
最高の一夜でした。

